ハキダメ記

読書録(主にキリスト教関連)

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『ユダヤ人とユダヤ教』市川裕著

先日、岩波新書から出ていた『ユダヤ人とユダヤ教』という本を買った。この本は「ユダヤ」というものを「多様な観点」から考察した本である。ちなみに「チンコ」にまつわるエピソードまでも載っかっている。 そして、今回は久しぶりに「こんな本を買った」と…

『苦しみのキリスト教的意味 サルヴィフィチ・ドローリス』ヨハネ・パウロ二世著

今回は、「苦しみのキリスト教的意味」という副題を付けられた、ヨハネ・パウロ二世による教皇書簡、『サルヴィフィチ・ドローリス』の内容を解説していきたいと思います。『サルヴィフィチ・ドローリス --苦しみのキリスト教的意味--』ヨハネ・パウロ二…

「現代の批判」キルケゴール著

今回は、前回に引き続き、中公クラシックス版の『死にいたる病/現代の批判』を取り上げ、その『現代の批判』の部分、つまり257ページから345ページにわたる部分を読み進めていこうと思います。 ※今回も、本文および引用部分における“強調”部分は、ブログ主に…