ハキダメ記

読書録(主にキリスト教関連)

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「異端者の群れ」G・K・チェスタトン著 はこんな本だった【その5】「ウェルズ氏と巨人」

【ザックリとしたまとめ】今回俎上にのせられているのは「タイムマシン」等でお馴染みのH・G・ウェルズ氏。本章では、まずキリスト教における「謙遜」が貪欲なものであることが述べられている。「謙遜」と「貪欲」、この二つのものは水と油のように合わなさ…

「異端者の群れ」G・K・チェスタトン著 はこんな本だった【その4】「バーナード・ショー氏」

【ザックリとしたまとめ】バーナード・ショー氏は、確固たる信念を持っているが、その信念には「理想(神)」が欠けている。その理由は、彼が「理想(神)」を「抑圧」の原因と看做しているからだ。しかし、そんなショー氏も「超人」という彼独自の「理想」…