ハキダメ記

読書録(主にキリスト教関連)

2019-01-01から1年間の記事一覧

『苦しみのキリスト教的意味 サルヴィフィチ・ドローリス』ヨハネ・パウロ二世著

今回は、「苦しみのキリスト教的意味」という副題を付けられた、ヨハネ・パウロ二世による教皇書簡、『サルヴィフィチ・ドローリス』の内容を解説していきたいと思います。『サルヴィフィチ・ドローリス --苦しみのキリスト教的意味--』ヨハネ・パウロ二…

「現代の批判」キルケゴール著

今回は、前回に引き続き、中公クラシックス版の『死にいたる病/現代の批判』を取り上げ、その『現代の批判』の部分、つまり257ページから345ページにわたる部分を読み進めていこうと思います。 ※今回も、本文および引用部分における“強調”部分は、ブログ主に…

「死にいたる病」キルケゴール著 その4

【『死にいたる病』キルケゴール著 桝田啓三郎訳 中公クラシックス】を私なりに解説してみました。 最終回の今回は、「第二編 絶望は罪である」と題された、141ページから244ページにわたる部分を読み進めていこうと思います。